民事法務を手がける行政書士が増えている

行政書士の勉強を始めようと思っている方が気にしていることは、行政書士ってどんな仕事をしているのか。行政書士として独立して食えるのかということだと思いますので、しばらくは、行政書士の仕事について紹介します。
さて、前回までは、行政書士の仕事の中心である営業許認可について説明しました。
営業許認可は、他の仕事と比較しても、難易度が高く、ベテランの行政書士でなければ、手がけることは難しいものです。
長年、営業している行政書士事務所に仕事が集中することが多く、新人はなかなか仕事を取れないということで、最近、行政書士事務所を開業する方は、営業許認可の仕事をやりたがらない傾向があります。

最近、開業する行政書士が目を向けている分野が、離婚や相続、消費者問題といった、民事法務的な分野です。
営業許認可と違い、企業だけを相手にして営業する必要はなく、広く一般の方が潜在的な顧客となるということで、比較的仕事が取りやすいため人気を集めています。

新聞やニュースなどでも、行政書士が離婚や相続、消費者問題などに関わっていることが報道されていて、認知度も徐々に高まっています。

民事法務の分野は、仕事が取りやすい分野とはいえ、弁護士や司法書士の仕事とかぶる分野です。また、相続については、銀行も参入しています。

これから、弁護士がどんどん増えていくことが予想されています。

一般的に、行政書士は弁護士よりも安く業務を引き受けているという・・・

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