社会保険労務士、社労士は狙う価値のある資格

社会保険労務士・社労士は、いろいろな意味で狙う価値のある資格の一つです。
そのひとつの理由として、社会保険労務士・社労士試験の試験科目が上げられます。
社会保険労務士・社労士試験は、法律系資格でありながら、民法憲法などの代表的な法律科目は試験科目になっていません。
そのため、例えば、司法試験の勉強をしていた方が、社会保険労務士・社労士試験に参入してきたとしても、まったく有利になるわけではなく、社会保険労務士・社労士試験に専念している方も同じ土俵で戦えるわけです。
もちろん、試験慣れしているという点では、司法試験受験生のほうが優れているかもしれませんが、たいした差ではありません。

それに、社会保険労務士・社労士資格は、社会保険労務士・社労士として、独立するのでなければ、特に取得する必要のある資格でもありません。人事や総務では、持っていれば評価されますが、もっていなければ、人事や総務の仕事ができないわけではなく、むしろ、資格を持っていない方のほうが、たくさんいます。
人事や総務の方でも、社会保険労務士・社労士って何?と言っている方がいるほどです。

しかし、ご存知のとおり、年金問題などがクローズアップされる中で、社会保険労務士・社労士の知名度も高まっています。また、労働関係のADRにも参入することができるようになりました。

司法試験の受験生も参入しにくい資格でありながら

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