警察事務

警察事務または警察行政とよばれる仕事は,それぞれの都道府県の警察において事務に携わり,一般に警察官とよばれる仕事とは別に採用試験が行われます。通常は都道府県の行政職と同様に上級,または中級区分で試験が行われ,教養択一試験と専門択一試験が課せられることが一般的です。

おおむねの試験内容
1次試験
教養試験:文章理解/判断推理/数理処理/空間把握/資料解釈
専門試験I・II:職務に必要な基礎知識についての筆記試験(試験の職種区分ごとに行われる)
論文試験:地方行政が直面しているさまざまな課題や社会現象に対する考え方などについての出題が多い

2次試験
口述試験:友人・家族関係、趣味、職業意識、社会問題などについての面接(「事務」区分は2回にわたって実施)
性格検査:自治体によって内容が異なる
適性検査:計算・分類・照合・推理など簡単な問題を限られた時間内でどれだけ解けるかを測定
身体検査:胸部疾患と健康度の検査


警察署などで事務などの仕事に携わるのが警察事務です。
警察官のように体力が必要な仕事ではありませんが、警察組織の一員で有る以上、他の行政職とは違った意識を持って仕事をすることが求められます。

詳しくは、公務員試験入門 警察事務 でご覧ください。