やせてればよいというわけではない
今春始まった特定健診は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を重視し、腹囲など肥満に関する数値が健診の必須項目としている。肥満でない人は健診後の指導対象から外されているわけですが、肥満じゃないなら、安心してよいというわけではないということです。
ただ、単にやせればいいという考え方は危ないということを示唆しているよい例といえるでしょう。
<メタボ健診>「やせ」でも血液数値、基準値超…4人に1人
10月5日2時31分配信 毎日新聞
肥満度を示す体格指数(BMI)が「やせ」(18.5未満)でも、血糖値など血液検査のいずれかの数値が特定健診(メタボ健診)の基準値を超えている割合が4人に1人に上ることが、日本医療データセンター(東京都千代田区)の大規模解析で分かった。こうした人は、心筋梗塞(こうそく)などの重大疾患を起こす危険性が正常な人の5倍に達した。肥満の人だけではなく、やせた人も検査値に注意を払う必要性が浮き彫りになった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081005-00000009-mai-soci