法科大学院制度の見直しがされる前に入学しよう!

現在、法科大学院の制度については、見直しが必要であるといわれています。
政府が想定していた合格率は、8割程度とされていましたが、実際には、3割程度の合格率にとどまっています。
そのため、一人も合格者を輩出していない法科大学院も存在するといわれていますし、また、3回の受験回数の制限に引っかかってしまって不合格が確定してしまった方も何百人もいるといわれています。

しかも、予備校が必要ないといわれていたにもかかわらず、依然として、予備校に通って勉強しなければならないという状態に変わりはなく、法科大学院が作られたことで、多様な人材に法曹の道を開くどころか、法曹の道を狭めてしまっているという指摘もなされています。

さらに、合格できても、合格者数が多すぎて、弁護士志望者が所属する事務所が見つからずに、いきなり独立せざるをえない、ソク弁の問題も出てきています。

こうしたことから、法科大学院を減らすべきだという提言や合格者数をさらに減らすべきだという提言もなされています。

今後、法科大学院制度は、見直しがなされていくことは十分にありうることです。
また、昔のように、なかなか合格できない、超難関な試験になっていくでしょう。

いろいろと問題があるとはいえ、今は、かつてないほど、法曹への道が開けている時期です。
弁護士や裁判官、検察官などになりたいと思っている方は、ぜひとも、今のうちに合格してしまいましょう!

司法浪人村の悪夢・・・

この記事の続きを読む