楳図さん宅赤白外壁訴訟

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このニュースのキーワード「モンスターペアレント
一見すると、それほど奇抜な外壁とは思えませんが、中には、不快に感じる方もいるのでしょう。
ただ、この手の訴訟は、一種のモンスターペアレントとも思えます。
セクハラな絵が描かれているとか、一面鏡面で日照関係にも影響が出るというなら理解できますが、単に赤白の外壁で家を建てたからといって、大騒ぎするほどのものなのかというのが正直な感想です。
今後、裁判員制度が開始されると、裁判が国民にとって身近なものになり、ちょっとでも、気に入らないことがあれば、即、裁判を行うという風潮を生みかねません。
伝統的な日本の近所付き合いが難しくなっていることを実感させられる事例です。


「素晴らしい家」「おぞましい」=楳図さん宅赤白外壁訴訟−東京地裁
9月29日16時40分配信 時事通信

 漫画家楳図かずおさんが東京・吉祥寺に建築した赤白横じま模様の自宅について、近隣住民2人が外壁の撤去を求めた訴訟の口頭弁論が29日、東京地裁(畠山稔裁判長)で開かれ、楳図さんが出廷し、「赤白のストライプはわたしのトレードマーク。素晴らしい家だ」と訴えた。
 楳図さんは「家の形、色彩もバランスがいい」と主張。不快を訴える原告に対しては「悪意を感じる。新参者のわたしに対するいじめだ」と語った。
 原告の住民も証言台に立ち、「赤い塔に描かれた目が点滅を始めた。おぞましい」と述べた。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080929-00000081-jij-soci