ビデオ店放火事件

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大阪で起こったビデオ店放火事件で、改装の際に窓をふさいでしまい、煙の抜け道がなかったことが指摘されていると言うことです。
ちょっと前に起こった、歌舞伎町の事件でも、火災の際に問題のある構造だったことで、被害が広がったことが知られていますが、その教訓がほとんど生かされていないと言えるでしょう。

ビデオ店放火　改装時、窓３カ所塞ぐ　排煙不能、店の責任追及
10月3日16時10分配信 産経新聞

　大阪市浪速区の雑居ビル「桧（ひのき）ビル」１階の個室ビデオ店「試写室キャッツなんば店」が放火され客１５人が死亡した事件で、同店に個室を設置する改装工事の際、少なくとも３カ所あった窓が石膏（せっこう）ボードなどで塞（ふさ）がれていたことが３日、分かった。店の奥は排煙できない袋小路だった上、店員は消火活動や避難誘導もしていなかった。浪速署捜査本部はビル所有者らの管理義務違反があった可能性もあるとみて、建築基準法や消防法違反などでの立件を視野に、関係者から事情を聴いている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081003-00000089-san-soci